KUMIKOOGURA

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小椋 久美子

またまた我慢の1ヶ月ですね。

2021/01/15

不要不急の外出は控える毎日になりましたね、、、。

やはり、これだけの感染者が出ていたら、いつ自分も感染するか分からないと緊張感は増しています。

今週から、私もリモート出演になりました。

 

 

ただ、仕方がないとは分かっていても、なかなか仕事がスムーズにいかない歯痒さもあるのも確かです。

本来だったら、解説のお仕事があったのですが…

今年初めての国際大会だったので楽しみにしていたのに、移動を自粛する為にお断りしなければなりませんでした。

周りの方にどれだけご迷惑をおかけしたかと考えると、悔しさで自分を責めたくなります。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

最近は、何が正しい選択なのかが分からなくなってしまいそうな時があります。

でも、そんな時は今は感染者を増やさない為の選択をしなければいけない。と自分に言い聞かせています。

自分なりの選択は間違えていない。と思えていないと、後悔ばかりの毎日を過ごしてしまいそうで…

様々な外的要因で心が揺さぶられてしまいますが、日常が霞んでしまわないようにだけはしたいと思っています。

 

 

 

少しだけ、私がコロナ禍で開かれる国際大会で感じることを書かせて頂こうかなと思います。

(大会に出場しているわけではないので、あくまで自分がこの状況下で出場していたらと想像して書かせて頂きます。)

 

今のバドミントンの国際大会も、かなりの感染対策を取られた中で開催しています。

その対策の中で最も重要なのがPCR検査だと思います。

 

まず、大会開催の1週間前には入国するのが大会条件。

(1/3に出国)

出国前に自国で1度目の検査。

入国前(3日)に2度目の検査。

8日、13日、17日。(この時点で1大会が終了。14日間の隔離期間が終わる。)

最低でも5回のPCR検査を大会期間中に受けなければいけない。

大会期間中であっても、陽性判定が出れば出場資格は無くなる。

 

感染者を出さない為にも、安全性を求める為にも必ず必要な検査です。

勿論、それを理解した上での出場参加をしています。

だけど、大会中は張り積めた緊張感の中で過ごして、更に、どれだけ気をつけた生活をしていても『もしかしたら陽性反応が出るかもしれない』と毎回のPCR検査で不安を抱えながら結果を待たなければいけない。

どこか、篩に掛けられているような怖さが常にあり、試合以外にも戦わなければいけないことがある。と想像したら凄い状況だとゾッとしてしまいました。

(何度も言いますが、あくまで私見で考えたらすごい状況で、大会中選手は過ごしているんだなと緊張感が伝わってきました。)

 

それほど大会を開催するに辺り、安全対策が取られています。

 

それ以外にも、

選手、関係者が接触をしない導線確保は勿論。

バスも改造され2席シートを1席取り外し、ソーシャルディスタンスを保つ。

選手のご飯は各部屋へ運ばれる。

大会で使用される備品以外にも、コートのマットまで消毒をする。

 

どれだけの追加予算、関係スタッフの仕事量が増え、負担が生じるか。

こんな状況下で大会を開催してもらえることだけでも、どれだけ有難いことかが伝わってきます。

 

今までの当たり前が今は通用しない世の中になっていて、それでも諦めずに安全を確保しながら出来ることを進めて下さる大会スポンサーや関係者の方に、選手は希望を与えてもらえているはずです。

 

それと同時に、検査結果で陽性と診断された場合の落胆や、信頼を失ってしまうような申し訳無さ、周りに感染させてしまったのではないかという怖さや責任を感じてしまうのも確か。

でも、今は誰がかかってもおかしくない程の感染者数です。

無症状で発見出来ずに広げてしまっている人がいる現実を考えると、発見出来たことを前向きに捉えてもいいのではないかと。

陽性になった方への偏見や差別ではなく、身体を気遣い労る言葉をかけられる世の中になって欲しいです。

 

 

結果…長々と長文になってしまいました。

お付き合い頂き、ありがとうございました!!