KUMIKOOGURA

DIARY

PROFILE

小椋 久美子

新入生、新社員の皆さんおめでとうございます。

2023/04/04

昨日は、ワタキューホールディングス様の入社式で特別講演をさせて頂きました。

およそ、130人の新入社員の方が入社され、ここから新しい社会人生活のために研修を経て配属されるそうです。

そんな門出の時、大切な節目の日にお話をさせて頂く機会を頂けて、本当に貴重な時間になりました。

 

講演中の皆さんの真っ直ぐな眼差しが、社会人として何かをこれから吸収していこうとする姿勢に凄く感じられ、純粋で、素直な初々しさに、「色々なことを経験して、この姿勢や情熱を忘れていたなぁ」と、自分を見つめ直す気持ちになりました。

今回、いつもの講演テーマに加えて

企業スポーツで競技を全うさせてもらった私自身の入社前に自分の中で決めたこと、そう思おうと考えていたことをお話させて頂きました。

 

それは何かというと、、、

「怒られている時が華」

それを1つ心に決めて入社しました。

もちろん、怒られるようなことをするわけではなく、注意や指摘をちゃんと聞けるようにしようということなのですが、

それはなぜかと言うと、日本代表に数多く選ばれている先輩方ばかりの強豪チームに入ったので、新人の私はしっかり見てもらえないんじゃないか?強い先輩達に埋もれてしまうんじゃないか?と思ってすごく不安でした。

怒られている時は、自分の方に矢印が向いていて見てくれている証拠だし、関心や興味が無ければ注意さえもしてもらえない。

そう思い、その時は華だよと思うようにしていました。

確かに、当時を思い出しても注意されているときは、嫌な気持ちにもなるし、自分を否定されているような気持ちにもなりました。

だけど、伝えてもらえたことで自分の気づかないことを客観的な視点で教えてもらえたり、成長するための学びになっていたんです。

今考えると、その姿勢が無ければ確実に成績を残すことは出来なかったと思います。

自分の競技人生にとって、とても大切なことだったなぁと振り返るとすごく思います。

 

もちろん、心無い言葉を投げかけてくる人もいました。

でも、自分の為を思って話してくれているのか、愛のある言葉なのかを見極めることも、社会人として身に付けなければいけないスキルなのかなと思いますし、社会人として求められることでもあるように感じます。

 

自分のことを思って伝えてくれる、愛のある人の言葉だけは見失わないようにして欲しいです。

と、皆さんに話しながら私も初心に返るような気持ちに改めてなりました。

 

私自身も、学生の新学期を迎えまして

新たな年度を迎えフレッシュな気持ちで学べることに、すごく心地良さを感じています。

新しいスタートの年度始めはやっぱり特別な思いになりますね。

 

皆さんの、新しい社会人生活が実りの多い道のりになることを願っています。