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小椋 久美子

アジア大会

2018/09/05

無事、アジア大会閉幕しましたね!!

(遅れ馳せながら、、、ブログ更新します)20180818_094740

アジア大会パーク内!

4年に1回のJOC派遣の総合競技となると、規模も大きく日の丸背負う特別な思いで戦うので、他の大会とはやっぱり違いますね!!

小椋はただただ興奮してました!この空気、雰囲気!

胸が高鳴りましたね♪

 

 

 

今回は、インドネシアのスタジオでバドミントンを伝えさせてもらいました!! 20180822_202444 20180822_202525

後ろに見えるのが陸上競技場!!

ホテルのスイートルームのベランダがスタジオでした!

パーク内を一望できる最高な景色で、夜にはライトアップもされて綺麗でした!

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バドミントン競技では団体、個人と同時に開催されるのはアジア大会しかありません!!

そして、今回のアジア大会は国技と言っていいほど人気の高いインドネシアでの開催!

もう、インドネシアコールが悲鳴のような甲高い声の合唱で、想像を遥かに越えるかなりの熱狂的な応援でした。

会場が超満員だけではなく、パーク内ににある野外のパブリックビューイングも人人人の数えきれない程の人だかりで外でもかなり盛り上がっていました!!

 

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それを想像しながら試合を見て頂いたら分かる通り、完全アウェーの中での戦いでした!!

正直、隣でも会話が出来ない程の爆音で、選手は打球音も聞こえないだろうし、気持ちが焦らないわけがないと思うとあの状況で試合に飲み込まれないのが不思議なぐらいです!

 

その中で女子の団体は48年ぶりの金メダル獲得!

中国を倒して金メダルを獲得したことに深い価値があると思っています。

世界選手権の団体では直接対決をしていないんです!

それでも世界一にはかわりはないですが、やっぱり中国に勝ってこそ本当の意味での金メダルだという思いはOGを含め強く思っている部分ではあると思うので、金メダルを手にした時には選手達は感慨深いものがあったと思います!!

 

あっ、ここで伝えておきたいのが、、、

アジア大会というのはバドミントンにとっては世界選手権みたいなものなんです。

アジア勢がほぼ世界のトップを占めていますし、アジア大会の為にワールドツアーをズラすぐらいの価値の高い大会なのです!

国を背負って戦う意味ではオリンピックと同じ重圧と誇りを感じられる大会でもあります。

 

 

その中で、男子も団体は48年振りの銅メダル獲得!!

優勝を目指していたのもあって、悔しい思いのほうが強いと思いますが、、、

足りないものへの収穫もあったと思いますし、着実に世界一に向けてステップアップしていると感じました。

 

常に相手のエースシングルスと戦わなければいけない桃田選手は、インドネシア戦なんて足が止まっていたんです!

でも、最後まで諦めないで食らいついて気持ちだけで戦かっている姿を見ていたら、エースとしての自覚はもちろん、自分一人で戦っているわけではなく様々な思いが彼を動かしているように思えて、それが気持ちの強さに繋がっているように感じました。

(次の日、相手選手は最後まで戦えず痙攣起こして救急車で運ばれました。桃田選手との過酷な試合をした翌日で疲労が取れなかったんだと思います)

 

そして、個人戦では団体戦で勝った相手に負けてしまいましたが、、、

なぜ?と思う人も多かったと思います。

私は見ていて、相手選手のスピード、技術の高さはかなり優れていると思いましたし、久しぶりに見たダブルスのようなラリー回し、確かにホームだったから今までの実力以上の結果が出たのかもしれません。

でも、これからもっと強くなってくる今一番勢いのある若い選手で脅威を感じました!

 

 

そして、男子のシングルスでは、西本選手が銅メダルを獲得しました!

桃田選手と同級生で(二人とも仲良すぎなのです。)

二人で高めあい競争しあいながら男子シングルスを引っ張っていってくれてるんです!

個人的には同郷で弟みたいに可愛い存在なのでやはり喜びは大きかったです♪

最後の2点を取る難しさ。痛感したと思います!

日の丸を背負うことや精神面も含め、収穫の多い大会になったんじゃないでしょうか!!

頑張れ、西本くん♪

 

 

女子のシングルスでは、山口選手が銅メダル獲得!!

団体戦でかなりの重圧を背負って戦っている姿を見ていたら、アジア大会の重さを感じましたし、自由に思うように動かない体を気持ちだけで動かし転けては拾って追いかけている姿に涙が出ました!!

その緊張感が分かるだけに、、、

その悔しさや、またトップシングルスに立つことの精神面、肉体面でどれだけ苦しいものかを他の選手たちが分かっているから、茜ちゃんの分もという思いがすごく伝わってきました!

だからこそ、気持ちの切り替えに時間もなく大変だった中で、銅メダルを掴んだ意味はすごく大きかったと思います。

取らせたかったという思いが私も強かったので、本当に嬉しかったです!!

 

 

そして、今戦国時代と言われている女子のダブルス!

惜しくも金メダルには手が届きませんでしたが、銀メダル、銅メダルを獲得!

タカマツペアにとっては2大会連続の銀メダル。

 

タカマツ、フクヒロペアが負けた、中国のペアは2、3週間前には世界ランク1位の強豪ペアなんです!

攻撃面では圧倒的なプレーを見せてましたし、勢いに乗せると怖い相手ではあるので、個人戦は特に調子が良かったです。

でも、この相手とはほぼ互角ですし、東京五輪を目指す上では確実にライバルになってくると思います。

また日本勢の層の厚さを見ていても熾烈になってくると思いますので、あと2年が白熱した戦いが続きそうです!!

 

 

 

そして、アジア大会は総合競技大会ということもあって、他競技の元アスリートとも一緒にいることが多かったです!!

水泳競技の岩崎恭子さんや松田丈志くん。

(行きの飛行機が一緒♪出発前から既に楽しかった!笑)

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体操の田中和仁くん!1535124896500

 

スタジオではいつも高橋尚子さんと石井アナ、上村アナとご一緒させて頂いていました!

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他にも水泳の北島康介さんや陸上の朝原さんや室伏由佳さん!!

久しぶりにお会い出来て嬉しかったなぁ!!

こんな機会じゃなければなかなか他競技の方々とお会いすることもないですし。

仕事終わってみんなでご飯食べる時間は本当に楽しかった♪

ほぼ会話はスポーツの話ばかりですが。笑

 

 

 

 

今回私は、解説ではなくスタジオの中継だったので、慣れない生放送の緊張感で手が震えっぱなしで。

どんな時も大会を盛り上げて下さり、私の話も何でも拾って繋げて下さっていたお二人がいたから、緊張しながらも自由に好きなように話させてもらえたと感謝しています。

 

スタッフの皆さんも含め、疲れもピークに達しているのにカメラが回っていない所で常に気遣いや笑顔だけは絶やさずにいる姿見ていたらプロだなぁーって学ぶところが多かったです。

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この温かいスタジオの空気が大好きでした♪

 

 

 

そして、何と言っても中継バドチーム!!

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みんな役割は違うけど、誰一人欠けてもバドミントンの魅力を伝えられなかったと思うので、愛を持って伝えて頂いたスタッフの皆さんに感謝しています。

 

そして、やっぱり解説の信太郎さん、瑞希ちゃんの力は私には大きかったです。

時間が限られていて体育館でなかなか試合が見られなかった私に、いつも状況を教えてくれたり、試合や選手の情報を共有してくれたり。

一人の体だと全部を把握するのが難しい中、みんなが協力してくれたお陰でスタジオで伝えることが出来ました。

本当にいいチームだったなぁと思っています♪

 

今は出しきった気持ちが一番大きいかな!!

選手の活躍を間近で見られて毎回本当に幸せです。

 

 

そして、来週からはジャパンオープン。

選手の疲労が心配ですが、、、

日本である一番大きな国際大会です!!

エントリーを見てもかなりハイレベル♪

面白い戦いがまた見られると思います。

連戦続きの選手達への応援を引き続きよろしくお願いします。